ビットコインは値動きが激しい通貨です。
そのため、通常の通貨では考えられないような値上がりをすることも。
一方で、大きく値下がりするリスクも同時にあります。
当記事を読めばビットコインFXのメリット・デメリットを理解できるようになるでしょう。
ビットコイン・仮想通貨の定義を確認

ビットコインとは、仮想通貨の種類の1つです。
仮想通貨とは、国に属しておらず硬貨のような実体がない通貨のことを指します。
別名、暗号資産とも言われています。
通貨は国に属しているため、基本的にはアメリカで円を使うことはできません。
しかし、仮想通貨はどこの国にも属していないため国に関係なく使用することができます。
仮想通貨の数は2000種類以上。
ビットコイン(BTC)の他、リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)・ライトコイン(LTC)などが代表的です。
ビットコインと他の通貨との間で証拠金取引を行うのがビットコインFX

ビットコインFXは、ビットコインと、日本円や米ドルなどの通貨との間で行う証拠金取引を指します。
基本的な仕組みは通常の通貨で行う為替FXと変わりはありません。
ただし、ビットコインは価格変動の幅が大きいため運用方法には注意が必要です。
大きく予想を外した場合、大きな損失を出してしまう危険性があることは覚えておきましょう。
ビットコインFXの特徴3選

ここからは、ビットコインFXの特徴を3つ紹介していきます。
- 値動きが激しく1日で10~15%動くこともある
- 長期間で見れば値段は上がり続けている
- 他の通貨と比べて値動きの原因が分かりにくい
為替FXとは異なる点があるため、FX経験のある方も確認しておきましょう。
①値動きが激しく1日で10~15%動くこともある
前述しましたが、ビットコインは価格変動の幅が大きいことが特徴です。
1日で10%~15%も動くこともあります。
値動きの激しい日だと、数時間で数倍に上がることも。
ドル円の平均値動きが0.8%ほどと言われているのと比べると、とても大きな値動きをすることが分かりますよね。
予想した方向に大きく値動きすれば、一瞬で大金を稼ぐことも夢ではありません。
ただし、同時に値下がりリスクもあることを覚えておいてください。
②長期間で見れば値段は上がり続けている
ビットコインは、長期的には値段が上がり続けている仮想通貨です。
1日単位だと値段の上下を繰り返していますが、1年単位の長期間で見ると上昇し続けています。
これまでには1年で10倍の価格まで膨れ上がったこともあり、将来性がある通貨です。
③他の通貨と比べて値動きの原因が分かりにくい
どの国にも属さないため、値動きの原因が分かりにくいというデメリットがあります。
通常の通貨だと、発行国の政治や経済の動向を追っていればある程度の値動きは予測が可能です。
しかし、仮想通貨はどこの国にも属していないため他の通貨よりも値動きが予測しづらいことは理解しておきましょう。
ビットコインFXで海外業者を利用する3つのメリットを紹介

ビットコインは値動きが激しいため、予想が当たれば大金を得ることも夢ではありません。
国内業者と比べて、有利な条件で勝負することができる海外の業者で取引を行うことをおすすめします。
ここでは、海外の業者を利用するメリットを3つ紹介します。
- 追証なしでゼロカットが適用可能だから損失が少なく済む
- NDD方式なので不利な約定がない
- MT4/MT5など世界基準のプラットフォームを利用して取引できる
①追証なしでゼロカットが適用可能だから損失が少なく済む
海外FXでは追加証拠金(追証)なしのため、借金をすることがありません。
ビットコインは値動きが激しい通貨なため、予想を外せば大きな損失を出してしまう可能性があります。
レバレッジをかけて証拠金を上回る損失を出した際、国内FXではマイナスになった分は追加証拠金として入金しなければいけません。
しかし、海外業者は「ゼロカットシステム」を採用しているためマイナス分は業者が負担。
口座のマイナスはゼロにリセットされます。
ビットコインなどの相場変動が起こりやすい通貨で取引する際は、追証なしの海外業者を選ぶことをおすすめします。

②NDD方式なので不利な約定がない
海外FXでは、NDD方式という顧客からの注文を基本的に全て市場につなぐ方式を採用しています。
多くの国内業者で採用されているDD方式だと、急激な相場変動が起こった際は約定拒否されることも。
ビットコインは値動きが激しい通貨のため、DD方式だと役定拒否になりやすいのです。
しかし、海外ではほとんどの業者がNDD方式を採用しています。
値動きが激しいビットコインを扱う際は、約定力が高い海外業者を選びましょう。

③MT4/MT5など世界基準のプラットフォームを利用して取引できる
MT4/MT5とは、チャート分析などができるトレードツールです。
ビットコインFXでは予想を外すと大きな損失を出す可能性があるため、分析を的確に行う必要があります。
国内の場合、ほとんどの業者が独自のトレードツールを開発しているため、MT4/MT5を使用できません。
しかし、海外業者の多くがMT4/MT5を導入しているため、世界基準のツールで分析ができます。
高機能なツールを使いこなせば勝率を上げることも可能です。


海外業者でビットコインFXをする場合は全て自己責任であるというデメリットも
海外業者には日本の法律が適用されないため、全て自己責任であるという認識を持っておきましょう。
国内の業者が仮想通貨を取り扱う場合、金融庁への登録が義務付けられており、トレーダーを守るために厳しい監査が行われています。
何かトラブルがあった際は法律が守ってくれることもありますが、海外業者ではそうはいきません。
さらに、ビットコインFXは通常の通貨と比べて価格変動が激しいため、業者によっては役定拒否などのトラブルの可能性もあります。
トラブルに合わないためにも、評判や実績などを確認した上で業者を選ぶことがおすすめです。

ビットコインで取引はできるが入金・出金ができない取引所があるため注意
ビットコインFXが可能でも、ビットコインでの入出金はできないといったケースがあります。
反対に、ビットコインでの入出金が可能でもビットコインFXができない場合も多いです。
利用前にはビットコイン入出金とビットコインFXが共に可能な業者かどうか、確認するようにしましょう。


まとめ:ビットコインFXを始めるならメリット・デメリットの確認をしよう
この記事では、ビットコインFXのメリットや注意点について解説してきました。
ビットコインは値動きが激しいため、勝てた際は大金を得ることも可能です。
その反面、負けた際の損失も大きくなってしまうこともあります。
ビットコインFXを始めるなら、メリット・デメリットを理解してから参加するようにしましょう。


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