海外FX知恵袋

FXにおけるファンダメンタルズ分析の要点と3つのメリットを解説

この記事は約9分で読めます。

海外FXに慣れてくると、このような思いが出てくるでしょう。

「トレード方法は大体分かったけど、他に知るべきことはないかな」
「テクニカル分析を理解したから、違う分析手法も知りたい!」
「順調に資金が増えてきた!もっと口座内の資金を増やしたい!」

そんなあなたが次に学ぶべきことは、ファンダメンタルズ分析です。
ファンダメンタルズ分析とは、テクニカル分析と並んでFXで必ず押さえるべき分析手法の一つ。

今回の記事では、さらにFXに詳しくなりたい人向けに、ファンダメンタルズ分析について解説します!

ファンダメンタルズ分析を知っているか知らないかで、FXの結果は大きく変わります。
経済指標の発表による影響で口座内の資金を溶かしてしまった、なんてことも減るはずです。

ファンダメンタルズ分析を行う際におすすめの情報源も紹介しているので必見です。
うまく使いこなして、FXで大きな利益を獲得しましょう。

ファンダメンタルズ分析とは?テクニカル分析と比較!

ファンダメンタルズとは

FXにおける大前提として、通貨ペアの相場は、それぞれの通貨が流通している国の経済状況や政治状況などに左右されます。

ファンダメンタルズ分析は、景気や世界情勢などの大局をみて相場の流れを読むため、中長期の取引をする際に重宝される分析方法です。
相場の大きな動きをつかむ、というのがファンダメンタルズ分析の考え方です。

ファンダメンタルズ分析とよく比較される分析手法がテクニカル分析です。
テクニカル分析とは、チャートの値動きを分析して相場の動向を把握する分析方法。
テクニカル分析はとくに短期売買の際に重宝される傾向にあります。

とはいえ、短期売買でファンダメンタルズ分析は不要かと言えば、そうとも言い切れません。
安定して利益を出すデイトレーダーやスキャルピングトレーダーは、ファンダメンタルズ分析も行っていることがほとんどです。

トレードスタイルに関わらず、ファンダメンタルズ分析は重要な分析手法といえます。

FXで押さえておくべきファンダメンタルズの3項目

ファンダメンタルズとは

ファンダメンタルズ分析を行う際には、主に以下の情報を参考にすることになります。

  • 経済指標
  • 金融政策
  • 経済成長率
  • 経済政策
  • 長期金利
  • 物価上昇率
  • 失業率
  • 国債の格付け
  • 政治動向
  • 貿易収支
  • IMM先物ポジションの動向

しかし、これほど要素が多いと勉強期間もたくさん確保する必要があり、一つひとつチェックするのも大変です。
もちろんすべての指標が大切ですが、以下の重要な3つの要素を確認するだけでも、ファンダメンタルズ分析が行えます。

  1. 中央銀行の金融施策
  2. 為替相場に影響を与える財政政策
  3. 経済指標

今回はファンダメンタルズ分析を行う上で、最重要とされる3つの要素について解説します。

①中央銀行の金融施策

中央銀行とは、国や地域の金融の核となる金融機関を指します。
日本の場合は日本銀行(日銀)が中央銀行です。

中央銀行が行う金融政策は、ファンダメンタルズ分析を行う上で無視できない重要な指標です。

以下のような中央銀行の動きは見逃せません。

  • 景気向上のために政策金利を低水準に引き下げる
  • 金利を引き上げて他国からの資金流入を促進する

金融緩和により政策金利の引き下げが行われた場合、銀行が企業や個人にお金を貸しやすい環境になります。
結果、個人の消費量が増えるため、物価が上昇し好景気につながるのです。

物価が上昇しすぎると、いわゆるバブル景気の状態になり、景気後退後に大きなダメージを受けてしまいます。
バブル景気が予想される場合は、政策金利の引き上げを行って金融を引き締めます。

2020年現在、日本では政策金利をほぼ0%まで引き下げる金融緩和が行われています。

②為替相場に影響を与える財政政策

財政政策とは、インフラ整備といった国家事業を行い、国の経済状況を向上させようとする取り組みのことです。

経済状況がよくない時は政府が積極的に民間に対して支出を行います。
民間にお金を流すことで、景気上昇を目論みます。
対して、景気が良い時には、政府はあまり民間に対してお金を流すことは行いません。

財政政策がFXの相場に与える影響は多大です。
たとえば、「米国が大きなインフラ投資を行う」という情報を得たトレーダーたちは米国の景気がよくなることを予想するでしょう。
「米国の景気がよくなるなら米ドルの値段も上昇する」と想定したトレーダーたちが米ドルを買い、実際に米ドル高の相場が生まれます。

③経済指標

経済指標とは、各国の経済状況を数値化したものです。
以下のような要素を数値化して各国の公的機関が定期的に発表しています。

  • 物価
  • 金利
  • 景気の良し悪し
  • 貿易状況

FXでドルを取引する場合に限っても、細かな経済指標まで含めれば数百以上もあります。
重要な経済指標を3つに絞って紹介します。
まずは以下の3つを押さえましょう。

  1. 米雇用統計
  2. 米CPI
  3. 米小売売上高

①米雇用統計

米雇用統計は、FXトレーダーなら必ず知っておくべき、もっとも重要な経済指標です。
毎月の第一金曜日に米雇用統計が発表され、毎回といっていいほど相場に大きな変化が訪れます。
サプライズが起きやすい経済指標で、事前予想の情報と大きく乖離することがあります。

米雇用統計の結果は米ドルに影響し、米ドルへの影響は他の通貨にも波及するため、見逃せない経済指標です。

②米CPI

米CPIとは、米国経済のインフレ率について表す経済指標です。
一般的には、「インフレ率が低下する=米ドル安」「インフレ率が上昇する=米ドル高」になることが多いとされています。

③米小売売上高

米小売売上高は、景気に直結する重要な経済指標です。
「小売の売上高が高ければ消費が強い=景気がいい」と判断できますよね。
反対に、「小売の売上高が低ければ消費が弱い=景気が悪い」と判断できます。

米小売売上高は景気に直結するわかりやすい経済指標なので、毎月の発表日には要チェックです。

ちなみに、このような経済指標についてまとめた、経済指標カレンダーと呼ばれるサイトやアプリが多数存在します。
ファンダメンタル分析を行う際は、是非これらのサイトやアプリをチェックしてみてください。

関連記事

海外FXで経済指標を利用したトレード方法がNGである理由と経済指標の重要性
「経済指標を使った取引がなぜ海外FX業者で禁止されているのか?」 「知らずのうちにに禁止された取引を行なってしまわないか不安だ。」 海外FX業者を利用する時に、上記のような心配をされる方は多いのではないでしょうか。 海外FX業...

ファンダメンタルズ分析のメリット3選

ファンダメンタルズ分析とは何か、ファンダメンタルズ分析を行う上で重要な3つの要素について解説しました。
ポイントをおさえていれば、ファンダメンタルズ分析はそこまで難しいものではありません。

ファンダメンタルズ分析には以下のメリットがあります。

  1. 中長期のスイングトレードトレードと相性が良い
  2. 短期的なデイトレードでも利益を出しやすい
  3. スキャルピングをする時にも効果を発揮する

ファンダメンタルズ分析は幅広いトレードスタイルにおいて、大きなメリットをもたらします。
それぞれの詳細を確認していきましょう。

①中長期のスイングトレードトレードと相性が良い

ファンダメンタルズ分析は各国の情勢や国際関係などの大局をみて、相場の大きな流れを予想する分析方法です。
スイングトレードではポジションを保有する期間が長くなるため、各国の経済状況の影響を強く受けやすくなります。

スイングトレードはファンダメンタルズ分析と相性が良く、ファンダメンタルズ分析のスキルは必須と言えるでしょう。

②短期的なデイトレードでも利益を出しやすい

ファンダメンタルズ分析は中長期トレード専用と考える人もいますが、実はデイトレードにも役立ちます。
相場のトレンド(相場が上がるか下がるか)の判断にファンダメンタルズ分析はぴったりです。

デイトレードでも、買いと売りどちらでエントリーするか決められない時に、ファンダメンタルズ分析の結果が貴重な判断材料になります。

③スキャルピングをする時にも効果を発揮する

超短期で売買を繰り返すスキャルピングをする際にも、ファンダメンタルズ分析は役立ちます。
たとえば、大きな経済指標が発表されて市場にボラティリティ(値動きの幅)が大きくなるタイミングで、スキャルピングをするかしないかの判断にファンダメンタルズ分析が使えます。

ファンダメンタルズ分析で掴んだ市場のトレンドに逆らわないようにスキャルピングを行うのも良いでしょう。
トレンド方向にのっとった売買をすれば、スキャルピングで損切りするタイミングを失ってもデイトレードに切り替えるといった柔軟な対応が取れます。

このようにファンダメンタルズ分析のスキルは、幅広いトレードスタイルにおいて役立つものです。

海外FX 最狭スプレッド&ストップレベル0のTitanFXでスキャルピング(NDD)
海外FX業者を選択する際は、スプレッドの狭さやボーナスの豪華さなど目が行きがちで、ストップレベルを重要視するトレーダーはあまり多くないかもしれませんね。しかしスキャルピング等の短期トレードを行うトレードにとっては、ストップレベルの大小が利益...

含み損が大きくならないように注意しよう

ここまで、ファンダメンタルズ分析のポイントや得られるメリットを解説してきました。

ただし、注意すべき点もあります。
ファンダメンタルズ分析では相場の大きな流れを予想しますが、具体的な期間などの予想は難しいという弱点があります。

ファンダメンタルズ分析でポジションを取るまでは良かったのに、利確や損切りのタイミングが掴めない人は多いでしょう。
そのまま含み損を抱えて、それでも損切りできなくて含み損が増えていくといったケースもよく聞きます。

含み損の拡大を防止するために重要なのは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせること。
ファンダメンタルズ分析でエントリーし、テクニカル分析で利確や損切りのタイミングを決めるということです。

この方法で安定したトレードができているトレーダーは多いので、必ず覚えておきましょう。

関連記事

FXは損切りが重要!損失を最小限に利益を最大限にするために
「損切りという言葉は知っているけど、使うべきタイミングがわからない」 「損切りをしようと考えていても、ついついホールドしてしまう」 FXされている方の中には、このような方は多いのではないでしょうか? 損切りは、FXで利益を上げ...

ファンダメンタルズのおすすめ情報源

ファンダメンタルズ分析のポイントやメリット・注意点はわかりましたが、実際にファンダメンタルズの情報はどうやって仕入れるのでしょうか。
日々多数の経済情報が飛び交っており、毎日全ての情報に目を通すのは大変ですよね。

重要な経済指標をまとめた経済指標カレンダーと呼ばれる情報サイトやアプリが存在します。
例えば、下記のようなサイトがそうです。

>>経済指標情報 – Yahoo!ファイナンス

自分の取引する通貨に大きな影響がある情報だけにフィルターをかけたり、重要な情報は通知で知らせてくれたりと、大変便利です。

これらを活用して、ぜひあなたのトレードにファンダメンタルズ分析を取り入れてみてください。

まとめ:ファンダメンタルズ分析をうまく利用してトレードしよう

ファンダメンタルズ分析は国家情勢や経済情勢などの大局をみて、相場の動きを掴んでいく分析方法です。
大局を見る性質上、中長期トレードと相性が良いですが、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレードにも活用できます。

ファンダメンタルズ分析を実践するには、各国の情勢や経済指標などをおさえる必要があります。
経済指標カレンダーのアプリやサイト内に掲載されているので、参考にすると良いでしょう。

ファンダメンタルズ分析を有効に活用して、海外FXで利益を伸ばしましょう。

海外FXおすすめ最新ランキング2021年
初心者・大学生・未成年(18才以上)にもおすすめ出来る安全・信頼の海外FX業者だけをプロが総合的にランキング。 ランキングサイトを見ても業者が多すぎて分かりづらい!当ラボは、安全・信頼の視点に加え日本語サポート・日本撤退の可能性が低いこと...

コメント

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました